風通しのいい会社って?

おはようございます。

i-compass家づくりの羅針盤という
統計学・心理学・ラダリング法で顧客分析できる
システムを使って、地域工務店の営業を支援している
コンサルタントの福浦です。

先日、新しい住宅会社からコンサルの相談が
ありました。

早速出かけていき、経営者の話を聴きました。

『うちは風通しのいい会社だから(笑顔)』

というのです。

そうなんだろうな~と想い
色々話を聴いていると
社員の文句ばっかりです。

営業、工務、事務、職人、業者まで
しまいには、
『最近の客はわかっていない・・・』と
言うのです。

ほんとに風通しがいい会社なの?

疑問に思います。

でも、せっかく相談いただいたので
詳しい話を聴くことにしました。

どんなことで悩んで
どんな未来になりたいか?と。

そうすると
『業績が悪いから良くしてくれ!』

要するにこういうことです。

業績が悪いのはどの程度か
わからないので、
売上、利益、販管費(人件費、広告宣伝費など)を
過去3年くらいさかのぼって
聞いてみると、数字上は横ばいで
悪くはなっていません。

でも、業績が悪く利益が出ない。
というのです。

過去3年の決算書を見たいと思い
『決算書過去3期分見せて頂けませんか?』

経営者の目指す売上、利益がわからないので
そう聞いてみました。

そうすると
『決算書は、社員にも誰にも見せていない』
ので、見せられないとのことです。

もちろん不躾なことだとはわかっていましたが
この経営者の悩みを聞けば聞くほど
決算書を見てみないとわからないと
想い聞いてみたんです。

売上あげたい、利益出したい!

というのであれば、原価や販管費、人件費などの
比率や、貸借対照表上の固定資産の塩漬け物件など
も確認したかったのですが
なかなかそうもいきません。

『わかりました、すみませんでした。』と
私はいい、であれば社員の方とお話させて
頂けないですか?

と打診。

そうすると、NO2の方との面談を
させて頂きました。

このNO2の方は、昔からいらっしゃる方だそうで
経営者とは血縁関係はなく
役員にもなっていない方でした。

その方と
お話してみると
最初は警戒してなかなか話が続かないので
困っていましたが、だんだんお話していくうちに
社内の状況がわかってきました。

今回の私の訪問は
寝耳に水的な感じだそうです。

しかも、業績自体は悪くないようで
営業マンもがんばっているとのことです。

最初は警戒していたこの方ですが
話していくうちに
経営者の文句が出るわ出るわ。

確かに、多かれ少なかれ
経営者という立場と従業員という立場では
考える事や、判断基準が違います。

社員に迎合するようでは
経営はできません。

また、従業員も経営者の考える事は
なかなか理解できない場合もあります。

それはわかっています。

そのうえでコミニュケーションを取り
情報公開して、共通の目的に向かって
仕事をしていく。
最低限ここだけは、念頭に置きたい
事柄でかね。

経営者側、従業員側の
文句の言い合いをしたらきりが
ありません。

この住宅会社の内情は
少しひどかったように思います。

席を外して、出かけていた経営者が
戻り、再度話をして
私の役割の提案をしました。

i-compass家づくりの羅針盤メソッドの
取り組みをしていく前に
もっとやる事がありそうです。

一番最初に経営者が言っていた
『うちは風通しのいい会社だから(笑顔)』
とはどういうことなんでしょうね。

少し考えさせられる訪問でした。

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i-compass家づくりの羅針盤住宅セールスメソッド

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